自然と人が共生し、快適でこころふれあうまち
本巣市は岐阜県の南西部のほぼ中央から北端にある市で、車で岐阜市まで約20分、副県都である大垣市まで約30分、名古屋の中心部までも約1時間20分です。岐阜県内で初めて認定された「森林セラピー基地」があり、森林を活用した様々な取り組みが行われています。
本巣市の北部は福井県と県境を接し、西部は揖斐郡、南部は瑞穂市および本巣郡北方町、東部は岐阜市、山県市および関市と隣接しています。市の西端を北部の山岳地帯からの河川が合流する根尾川が南へ流れ、この河川を灌漑用水として利用して南部の肥沃な耕地から多種多様な農産物を生産しています。
本巣市の特産品には、色鮮やかなフルーツがあります。富有柿は「柿の王様」と呼ばれ、熟した果肉は濃厚な甘さで多果汁、とろける柔らかさが特徴で、収穫時期は例年10月から12月です。
また、いちごは県内産の20%以上を占め、県下一の生産量を誇ります。濃姫・美濃姫・華かがりといった岐阜県のブランドいちごが生産されています。
飛騨牛は脂の溶ける温度が低く、やわらかい肉質が特徴です。「口の中で溶ける」と言われるほどまろやかで、冷めてもさらっと透明な脂が体内に溜まりにくい性質です。くどさやしつこさがなく、まろやかなコクと甘みが口中に広がります。
市域の8割以上が山林の本巣市では、森林の保護・保全に努め、「森林セラピー」など森林を活用した様々な取り組みが進められていて、木製品の製造も主要産業の一つです。岐阜カリモク株式会社と岐阜キャビネット株式会社では、「カリモク製品」を製造し、木を知り、木を愛する製品を世に送り出しています。「カリモク家具」は、家具ブランドの中でも最大級の老舗家具メーカーとして知られています。
政府は、東京23区内に一定期間以上在住または東京圏から23区内に通勤する人が、東京圏外に移住する場合に移住支援金を支給する取組を支援しています。
移住先の自治体が地方創生移住支援事業を実施している場合、世帯での移住で最大100万円、単身での移住で最大60万円の受給が可能です。さらに、移住先で地域課題の解決に関わる社会的事業を起業する場合、最大200万円まで支援を受けることができます。