水清く 人情のあつい あずましの里
黒石市は、青森県のほぼ中央にある都市で、十和田湖の西の玄関口としての役割を持っています。
旧黒石町地域は、黒石藩1万石の城下町で、市街地には、藩政時代の歴史的な建造物が多く残ります。「日本の道百選」にも選ばれた「中町こみせ通り」は、国の重要伝統的建造物郡保存地区に指定されており、築270年以上経過している「高橋家住宅」は、江戸時代中期に建築されたもの。ご当地グルメは、黒石焼きそば、つゆやきそばの他、黒石の地酒などで、「温湯」「落合」「板留」「青荷」の4つの温泉郷の黒石温泉郷を訪れる観光客に大人気。
黒石市のリンゴは、その品質の高さで知られています。温暖な気候と適度な降水量、そして肥沃な土壌が、リンゴ栽培に最適で、多種多様なリンゴが生産されています。市内ではリンゴを使った様々な加工品も製造され、地元ではもちろん、全国的にも人気です。
黒石市の東部に広がる八甲田山系の山々は、ハイキングや登山、自然観察といったアウトドア活動に最適です。四季折々の自然の美しさを楽しむことができ、特に秋の紅葉の時期は多くの観光客で賑わいます。一方、津軽平野に広がる西部は、農業が盛んで、のどかな風景が広がっています。