ひと・里・森がふれあいともに輝く元気なまち
久万高原町は、愛媛県の中央部にある町で、県内で最も広い面積を持つ町です。標高1,000メートル級の山々に囲まれたこの地域は、豊かな自然環境が広がり、四国の軽井沢と称されます。平均標高800メートルの冷涼な気候は、避暑地や行楽地として人気があり、面河渓、石鎚山、御三戸、四国カルスト、皿ヶ嶺などの名所には多くの観光客が訪れます。
平成24年3月には三坂道路が開通し、松山ICから町の中心部まで車で約30分でアクセスできるようになり、交流人口や定住人口の増加を目指した町内の整備やイベントも活発に行われています。
西日本最高峰の石鎚山、日本三大カルストに数えられる四国カルスト、水質日本一に輝く仁淀川の源流域に広がる面河渓など、全国的に評価される自然遺産が豊富です。久万高原町は、快適な高原リゾートの機能や農林資源を「住む」「働く」「遊ぶ」「憩う」といった人々の生活と調和させ、ひと・里・森がふれあい、ともに輝く元気なまちづくりを目指しています。
久万高原町の基幹産業は、豊富な森林資源を活かした林業と、冷涼な気候を活かしたトマトやピーマンの栽培を中心とする農業です。厳しい自然条件が育てるスギやヒノキなどの良質な木材や、夏季の冷涼な気候を活かしたトマト、ピーマン、清流米などの高原野菜の生産が町の経済を支えています。