みんなが主役 協働と循環のまち
福島県石川町は、福島県中通り南部の阿武隈高地の西側にある町で、総面積は115.71平方キロメートルです。阿武隈川流域の平坦地と阿武隈高地に連なる山間地から構成され、市街地は町のほぼ中央を流れる今出川に沿って開けています。アクセスも非常に良好で、福島空港から車で15分、東北自動車道白河ICから車で45分、郡山市から車で55分です。
石川町は、1875年(明治8年)に東日本最初の政治結社「石陽社」が結成され、河野広中らが自由民権運動を展開しました。また、滋賀県田ノ上山、岐阜県苗木地方とともに日本三大鉱物産地としても有名であり、約150種類の鉱物を産出しています。
石川町はラジウム温泉としても知られ、八幡太郎義家ゆかりの母畑温泉や和泉式部ゆかりの猫啼温泉などがあります。温泉地には年間30万人の交流人口があり、石川地方の政治、経済、文化の中心的役割を果たしています。
石川町の基幹産業は農業であり、特に米の生産が中心です。また、畜産や野菜、果樹などの複合経営も行われています。