郡上市の特徴
人と自然が調和した交流文化のまち
郡上市は、日本の真ん中にある岐阜県の中央部にある市で、東は下呂市、北は高山市、西は関市や福井県大野市、南は美濃市や関市に接しています。市域の約90%を森林が占め、白山連峰をはじめとする深い山々や清流・長良川など、24本もの河川が市内を巡り、美しく豊かな水資源に恵まれています。
郡上市はこんなとこ
郡上市の豊かな自然は、長い年月をかけて人々の生活に深く根付いており、白山信仰や古今伝授の心、郡上八幡の城下町や水利用の文化などが今でも色濃く残っています。
郡上市の中でも、吉田川沿いに広がる郡上八幡エリアは、四季を通じて観光客で賑わう人気のスポットです。市街地からは郡上八幡城が見え、その周辺には国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された古い町並みが広がります。湧き水や水舟、街中を巡る水路など、美しい水風景が至るところに見られ、水と共に生きる人々の暮らしを感じることができます。
郡上市の里山には、緑豊かな山々と清らかな水があり、その風土に育まれた豊かな食文化が根付いています。発酵食品は郡上の人々の知恵が詰まっています。地味噌や醤油、地酒、漬物やにしん寿司など、各家庭で受け継がれてきた発酵食品は、地元の食材を最大限に活用しています。また、近年では、どぶろくやクラフトビールも郡上で作られるようになり、その魅力をさらに広げています。
夏から秋にかけては、郡上の風物詩であるヤナ漁と鮎料理が楽しめます。長良川流域で獲れる鮎は「郡上鮎」、和良川流域で獲れる鮎は「和良鮎」として全国に知られています。塩焼きや甘露煮、活き造り、雑炊など、地元の各店が誇る鮎料理は、絶品です。
