安心して暮らせるまち 飛騨市
飛騨市は岐阜県の最北端にある市で、北は富山県、南は高山市、西は白川村に接しています。岐阜市からは約150km、高山市の北約15kmにあります。
映画『君の名は』の聖地としても知られる、飛騨古川エリアがあることでも知られています。
飛騨市は3000m級の北アルプスや飛騨山脈に囲まれ、総面積のうち93%が森林で覆われていて、豊富な天然水資源が魅力です。冬に積もった雪が250本以上の谷川となり、農地の90%以上に供給され、ミネラル豊富な農作物を育てています。
飛騨市の野山には245種類以上の薬草が自生しており、「ひだ森のめぐみ」という施設では薬草を使った体験が楽しめます。
産業面では、非鉄金属製錬業や医薬品、自動車部品などの製造業が盛んで、農業では飛騨牛や高冷地野菜が主力です。特に飛騨牛はその肉質と味わいが全国的に評価されています。
飛騨市の食文化は豊かで、春の山菜、夏の川魚、秋のキノコ、冬のジビエなど、四季を通じてさまざまな自然の恵みを楽しめます。特に飛騨トマトは寒暖差が大きいため糖度が高く、ホウレンソウは夏でも栽培できます。飛騨産のお米も人気で、食味コンクールで数々の受賞歴があります。
飛騨市は酒造りも盛んで、地元の人々は酒宴文化を大切にしています。寒い冬を乗り切るために発展したこの文化は、今でも地元の社交場として続いています。
映画『君の名は』の聖地としても知られる飛騨古川エリアには、映画の舞台となった場所が多数存在します。飛騨古川駅や飛騨市図書館などが映画のシーンで登場し、多くのファンが訪れる人気スポットとなっています。