水の都・おおがき
大垣市は、岐阜県の西部に位置する市で日本列島のほぼ中央にあります。東京からは約410キロメートル、大阪から約146キロメートル、名古屋から約44キロメートルです。
古くから「水の都」として知られ、豊富で良質な地下水に恵まれ、市内には多くの湧泉があり、国土交通省によって「水の郷」に認定されています。
大垣市のシンボルといえば、大垣城。
関ヶ原の合戦では、西軍石田三成の本拠地になりました。戦火で焼失しましたが、その後再建された大垣城は、全国的にも珍しい4層4階建ての天守が美しい城です。
大垣市には「飛騨牛」の名付け親であり、飛騨牛販売指定店第1号が存在します。飛騨牛は、第8回全国和牛能力共進会において日本一を獲得した最高級のブランド和牛として広く知られています。
また、岐阜県内で最も多く作付されている米「ハツシモ」をはじめ、さまざまな特色ある農産物が生産されています。
大垣地域ではハツシモ、梨、ブロッコリー、さといも、マコモタケ、カミツレ(カモミール)、しいたけ、わさび、ひまわりなどが栽培されています。
上石津地域ではコシヒカリ、茶、アシタバ、カミツレ(カモミール)、しいたけが生産され、墨俣地域ではハツシモ、ブロッコリーが主要な農産物となっています。
大垣市は、少子高齢化により生産年齢人口が減少する中、移住・定住人口の増加を図るための事業を推進しています。
たとえば、子育て世代等移住定住活動費支援事業では、移住定住活動を行う際に必要となる費用の一部を補助しています。また、子育て世代近居支援事業では、市内出身者のUターンを促進し、市外の子育て世帯が親世帯の住む市内に転入する際の引っ越し費用の一部を補助することで、子育て世帯の定住を支援しています。