江別市は、北海道西部に位置するる「食と農」「歴史あるれんが」の街です。国内有数のレンガの産地であり、小麦、ブロッコリー、酪農などの農業も盛んです。
札幌市の東に隣接しており、市の中心にある野幌駅から札幌駅までは、鉄道で約20分と便利な立地であることから、札幌市のベッドタウンとしての性格を持ち、石狩川や野幌森林公園などの自然にも恵まれていて子育て世帯に人気です。
また、道立図書館や大学、官公庁・民間企業の研究機関が立地する研究学園都市という性格も併せ持ちます。
江別市のレンガ産業は、明治時代に始まりました。この地域の土質が高品質なレンガ製造に適していたことから、多くのレンガ工場が設立され、札幌やその他の地域の建築物に使用されるレンガを生産しました。特に北海道の開拓時代には、これらのレンガが道路や建物の建設に広く利用され、北海道の近代化に大きく寄与しました。今日でも、江別市にはレンガ作りの歴史を感じさせるスポットが残されています。
江別市は札幌市のベッドタウンとしての側面を持ちます。江別市から札幌市の中心部へのアクセスがよく、また市内には広々とした住宅地が多く、ファミリー層を中心に人気があります。また、市内にはショッピング施設、教育施設、公園などが充実しており、住みやすい環境が整っています。
江別市はその自然豊かな環境で知られており、特に市内に残る平地原生林である道立自然公園野幌森林公園は、市の誇るべき自然の宝です。この公園は約2,053ヘクタールの広大な面積を誇り、散策路や展望台が整備されており、市民や観光客に愛されています。