きらり珠洲 人が輝くまちづくり
石川県珠洲市は、能登半島の最先端に位置し、三方を海に囲まれた自然景観が自慢の町。日本海側に面した荒々しい岩礁海岸の「外浦」と、富山湾側に面した波穏やかな砂浜の「内浦」という二つの性質を持つ海が広がっています。漁業が基幹産業であり、イワシやブリ、アジなどの豊かな海の幸が水揚げされます。
万葉集の大伴家持の和歌にも「珠洲」の名前があり、市内には古い町並みや歴史的な建造物が残り、地元の伝統文化を感じることができます。
珠洲市の人々は昔から良い物、本物を大切にする心が根付いており、製塩業、珠洲焼、珪藻土七輪などの産業が発展。また、各地域に伝わるお祭りや、豊かな自然と農林水産業とが深く結びついた神事など、伝統文化が色濃く残っています。
特に注目すべきは、日本で唯一残る製塩法「揚げ浜式製塩」です。400年以上の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
また、珠洲市は政府のSDGs未来都市にも認定されており、廃校となった小学校跡地で里山里海の基礎研究を行っている金沢大学との連携を推進するなど、新たな取り組みにも挑戦しています。
※珠洲市社会福祉協議会では、被災された市民の皆様の生活再建を支援するため、災害ボランティアセンターを設置しています。ボランティアのご依頼を受け付けていますので、詳しくは珠洲市ホームページをご確認ください。