一戸町の特徴
個が光る調和のまち 白と緑のエッセイ 一戸町
一戸町は岩手県北部にある町で、北上山地と奥羽山脈に囲まれています。町の南西部には標高1,018mの西岳があり、北へと続く丘陵地が広がっています。町の中央を国道4号線とIGRいわて銀河鉄道が縦断し、隣接する二戸市にはJR東日本の東北・北海道新幹線の駅があるため、首都圏へのアクセスも良好です。一戸町には縄文時代中期後半の大規模な集落遺跡である「御所野遺跡」があり、世界文化遺産に登録されています。
一戸町はこんなとこ
一戸町の奥中山高原は、高原野菜の生産で知られており、特にレタスやトウモロコシなどが質の高さで評価されています。高森高原の広大な放牧地では牛が自然に育てられ、高品質な乳製品や肉製品が生産されています。
特産品事業者としては、伝統的な組子細工の技を生かしたオリジナル紋様を作り出す長山工芸があります。織物の縦糸と横糸のように、凹凸を持った薄い板が幾重にも組み合わさって美しい紋様を浮かび上がらせます。
また、木の良さを知り尽くした匠の技で建具や家具、木工芸品を製作・販売する山井木工もあります。
さらに、創業以来、冷麺やわんこそばなどの乾麺を中心に製造し、岩手の麺文化を担っている麺匠 戸田久も一戸町の誇りです。
一戸町では、岩手県と連携し、東京23区に在勤者が本県へ移住した場合の経済的負担を軽減するため、「移住支援金」を支給する事業を行っています。申請可能期間は転入日から3か月以上1年以内となっていますので、注意が必要です。
