花と緑が織りなす、安らぎの里
九戸村は岩手県の北部にある村で、総面積の70%が山林原野に覆われています。新幹線の二戸駅から車で20分の近さにあり、八戸自動車道九戸I.C.も利用可能です。県都盛岡市までも車で1時間10分の距離にあります。村内には、スキー場やパークゴルフ場、テニスコート、キャンプ場などのアウトドア施設も充実しています。
九戸村の基幹産業は農業、林業、畜産業であり、それぞれの分野でブランド化を目指しています。
九戸村はブロイラーの生産が盛んで、岩手県内でも有数の生産量を誇ります。村内の加工場では多くの地元従事者が働いており、生産された製品は全国に出荷されています。
また、岩手の県木である「南部アカマツ」は、強度が高く加工しやすい特性を持ち、その特性を生かした自然の風合いそのままの木工家具が近年注目を集めています。
農林畜産業と並び、地域の代表的産業である伝統工芸も大切に受け継がれていて、絨毯のほこりを絡め取る南部箒や、美しい木目と繊細な細工が特徴の南部箪笥は、日本文化の良さが見直されている現代において、各方面から注目されています。
工業団地も立地しており、精密機器分野などの産業も活発です。折爪岳を望む工業団地には、地元企業だけでなく、中央から誘致された企業も多く操業しており、食品加工業では九戸村で製造された製品が全国に出荷されています。