世界に通ずる元気なまち盛岡
盛岡市は、岩手県北部にある県庁所在地および岩手県最大の都市です。東京から新幹線で約2時間、仙台からははやぶさで約39分の北東北の玄関口です。観光客に人気の「わんこそば」、「盛岡冷麺」、「盛岡じゃじゃ麺」の三大麺が楽しめます。また、南部鉄器も特産品として注目されています。
わんこそばは、一口大に分けたそばをさまざまな薬味とともに楽しむ伝統食文化で、おもてなしの心から生まれました。給仕さんとの掛け合いも楽しい食体験です。
盛岡冷麺は、小麦粉とでんぷんから作られるコシの強い麺と、牛骨や鶏肉から煮込まれたコクのあるスープが特徴で、キムチの辛さと相性抜群です。各店の工夫を凝らした味が楽しめます。
盛岡じゃじゃ麺は、中国東北部の麺料理を参考にし、特製みそとさまざまな調味料を混ぜ合わせることで生まれました。食べ終わりに注文する「ちーたんたん」(鶏蛋湯)は絶品の卵スープです。
もりおか短角牛は、「盛岡生まれ・盛岡育ち」の牛で、赤身肉がヘルシーで肉本来の旨みや香りが楽しめます。
盛岡の地酒は、全国新酒鑑評会で金賞を連続受賞した高品質の日本酒です。盛岡の地酒は、良質な米、清らかな水、伝統ある南部杜氏の技術によって作られています。
南部鉄器は、400年の伝統を受け継いだ工芸品で、1975年に伝統的工芸品として全国第1号の指定を受けています。現代的なデザインも取り入れた幅広い商品展開が特徴です。
盛岡の民芸品・郷土玩具には、「チャグチャグ馬コ」や縁起物の「金ベコ」、「こけし」、「まゆ人形」などがあります。見て触れて楽しむことができ、贈り物にも最適です。
盛岡市では、岩手県と連携し、東京圏への過度な一極集中の是正と県内中小企業の人手不足解消を目的として、東京圏から本市に移住し就業または起業した方の経済的負担を軽減する「移住支援金」を支給する事業を行っています。