朝市と城のある町
五城目町は秋田県の中央部にある町です。
農業と林業が非常に発展している農山村であり、米作りを中心に行われています。また、林業も地域資源を活かした重要な産業の一つです。
秋田県五城目町の中心部には、500年以上続く露天朝市があり、製材、家具、建具、打刃物、醸造業といった商工業が発達しています。この町は湖東部の商工業都市として栄えてきました。
五城目町の特産品には、「一白水成」で知られる「福禄寿酒造」の純米吟醸や、ホタルが舞うほど清らかな源流で育まれた美味しいお米があります。
郷土料理として有名なのが「だまこ鍋」です。新米の季節になると、各家庭で必ず作られるこの料理は、鶏肉のダシで新鮮な野菜とだまこもち(お手玉のように丸めたご飯)を煮る、素朴でコクのあるおふくろの味です。