自然の恵みが人を呼ぶ里
宮崎県日之影町は、宮崎県の北部にある町で、県都宮崎市から車で約2時間、距離にして約120kmの場所にあります。町の中央部を県の五大河川の一つである五ヶ瀬川が東西に貫流しており、町の91%を山林が占めています。豊かな森林資源が認められ、平成18年に「森林セラピー基地」として指定されました。また、平成27年には「高千穂郷・椎葉山地域」の棚田や山腹水路が評価され、世界農業遺産に認定されています。
特産品には、糖度と大きさに優れた金柑「きんかんたまたま」、有田牧畜産業で大切に育てられた新鮮で安心な「有田牛」、日之影町の木材を使用して手作りされる「上田工芸」の木製品や日用品、そして国産のもち米を使用し黒麹仕込みで造られたもち米焼酎「姫泉」などがあります。
「姫泉」は木製の樫樽に貯蔵、熟成され、琥珀色の芳醇な香りと甘み、原酒ならではのコクのある味わいが特徴の宮崎限定の焼酎です。
日之影町は、豊かな自然と共に暮らし、受け継がれてきた伝統文化を今なお守り続けている人々の営みが息づく町です。