あふれる緑 ふるさと黒滝
黒滝村は奈良県の中央にある村で、「奈良のへそ」とも呼ばれています。村の平均標高は490メートルで、自然豊かな環境が広がっています。
公共交通機関としては奈良交通バスが村の西部を走り、村営のふれあいバスが村内を巡回しています。最寄りの駅は奈良県吉野郡大淀町の近鉄下市口駅で、そこから車で約30分です。
また、最寄りの高速道路ICは南阪奈有料道路の葛城ICで、そこから車で約1時間の距離にあります。
黒滝村は、北に標高863メートルの百貝岳、東に世界遺産「吉野大峯奥駈道」が通る1,235メートルの四寸岩山や1,439メートルの大天井ケ岳、南に1,053メートルの扇形山を中心とした山並みが連なっています。
昔から林業とともに発展してきました。日本三大美林の一つ「吉野杉」は、川上村、黒滝村、東吉野村で産出される杉だけが名乗ることができ、その品質は最高級と称されています。
黒滝村では、林業や木に関わる仕事以外にも、多様な働き方ができるマルチワークや起業の機会もあります。
黒滝村は、山と川が近く、自然に囲まれた環境で子育てができます。村内には黒滝こども園と施設一体型小中一貫教育の黒滝小・中学校があり、小規模だからこそできるきめ細やかな教育活動が行われています。黒滝小・中学校では、平成28年4月より施設一体型小中一貫教育を開始し、小中学校9年間の継続した指導を行っています。
移住を希望する方には、「村営住宅」や「移住定住促進住宅」、「林業従事者住宅」が提供されています。また、黒滝村の空き家の有効活用を通して、村民と都市住民の交流拡大および定住促進による地域の活性化を図るため、空き家情報の提供も行っています。