加茂市の特徴
日本一の「桐たんす」のまち
新潟県加茂市は、新潟県のほぼ中央にある町です。北側は新潟市と接しており、市域は東西に細長く大半は山林です。
市街地は、加茂川がつくる扇状地に形成されていて、古くから北越の小京都と呼ばれた美しい街。由緒ある神社、寺院も多く存在し、豊かな自然、歴史的な景観に恵まれています。産業の柱は工業。
加茂市はこんなとこ
加茂市は、地場産業の繊維、木製品、食料品と、電気機器、金属など幅広い分野の工業が盛んです。200年以上の伝統を持つ桐たんすは、全国生産量の7割を占めます。
歴史的な織物「加茂縞」と豊かな農業でも知られます。
江戸時代後期から織られてきた加茂縞は、地元で生産される綿織物で、その伝統的な柄と品質の高さが評価されています。加茂縞は地元で栽培された綿を原料に、手織りで作られることが多い伝統的な織物です。その独特の模様と色使いは、シャツ、ポーチ、帽子、コースターなどのさまざまな製品に活用されており、地元だけでなく国内外からも注目されています。
また、信濃川沿いの肥沃な土地を利用した果樹栽培も盛んで、地元で生産される果物を使ったワインや加工食品も人気があります。
