自然にやさしい高梁
高梁市は岡山県の中西部にある市で、現存十二天守のひとつである備中松山城をはじめ、武家屋敷や古い町家、銅山とベンガラ製造で発展した吹屋地域など、美しい歴史的町並みが今も残っています。
岡山市とJR伯備線や岡山自動車道で結ばれ、JR岡山駅から備中高梁駅へは特急やくもで約35分、普通電車(各駅停車)で約55分です。市内には3本の国道が縦横に走り、各地からのアクセスも容易です。また、4年制大学のある学園都市でもあることから若い人が集まり、活気のあります。高梁市には大型スーパー、コンビニ、ホームセンター、電気店が揃い、病院も4院、診療所22院、歯科16院があり、生活しやすい町です。
高梁市の主幹産業は農業で、米のほかに大豆や小豆が作られています。また、トマトやぶどう(ニューピオーネ・シャインマスカット)も多く栽培されているほか、工場も立地しており、自動車部品や金属製品が生産されています。
高梁市のトマト「桃太郎トマト」は甘くてみずみずしく7月から11月にかけて収穫され、県内はもちろん大阪、京都、神戸などにも多く出荷されています。
高梁市で栽培されるピオーネは大きな粒で甘く、種のないぶどうです。8月から11月にかけて収穫され、東京などの関東地方や大阪などにも出荷され、高級な贈答品として人気があります。
また、豊かな自然に囲まれて育った岡山県産黒毛和牛「備中牛」は非常に柔らかく、味だけでなく食感も楽しめます。