人と自然が調和した“元気なまち・かぬま”
栃木県鹿沼市は、北関東の中央部にあり、市域の約7割が森林で覆われた自然豊かな町です。東武日光線とJR日光線が通り、東京から約80分で日帰り旅行はもちろん、通勤や通学にも便利です。
鹿沼市は、江戸時代には日光例幣使街道の宿場町として栄えた歴史を持ち、伝統的な職人技が息づく町でもあります。特に、東照宮の造修営に関わった職人が多く移り住んだことで、その技術が今に伝えられています。鹿沼今宮神社祭の屋台行事は「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録されており、毎年多くの観光客を魅了しています。
市内を流れる大芦川、荒井川、粟野川、思川、永野川などの美しい清流と渓谷は、釣り、ハイキング、キャンプなどのアウトドアアクティビティを楽しむ場として人気です。鹿沼市登山ガイド「山歩路(さんぽみち)」も発行されており、初心者向けのコースや信仰の山道など、さまざまな登山コースが紹介されています。
また、鹿沼市は2016年11月には特産のイチゴに注目し「いちご市」を宣言。米やイチゴ、ニラ、トマトなどを生産しており、農業が盛んな地域です。その他、かぬま和牛、蕎麦、鹿沼土など、多岐にわたる特産品があり、「かぬまブランド」として認定された名品はお土産や贈答品としても喜ばれています。