人を活かす、地域を活かす
環境を活かす 強いまちづくり
茂木町(もてぎまち)は、栃木県南東部にある人口約1万人の町です。町の面積の約7割を山林が占める中山間地域で、四季折々の自然を楽しむことができます。この豊かな自然環境の保全と循環型農業の推進を掲げ、「環境立町宣言」を行っています。
特産品としては、「完熟いちご」や「ゆず」などがあり、ブランド化され県内外から高い評価を得ています。特に、「完熟とちおとめ(いちご)」はその品質の高さで有名です。また、観光事業にも力を入れており、旬のフルーツ狩りが楽しめるスポットが多数あり、地元のフレッシュな味を楽しむことができます。
茂木町の魅力の一つは「道の駅もてぎ」です。
栃木県第1号の道の駅としてオープンし、特産品を活かした商品開発を積極的に進めています。特に、道の駅のB級グルメを集めた「道-1グランプリ」で殿堂入りを果たした「ゆず塩ラーメン」は看板商品です。バウムクーヘンや棚田米、本場栃木の完熟とちおとめなど、人気商品が多数取り揃えられています。
那珂川は町の北部を流れる一級河川で、夏にはアユを捕獲するための伝統的技法「やな」が設置されます。捕れたてのアユの塩焼きを味わうことができるほか、アユ釣りも楽しめるため、多くの人々が訪れます。また、カヌーやキャンプなどのアクティビティも体験可能です。
茂木町は東北自動車道と常磐自動車道の中間に位置し、アクセスが良好。子育て支援も充実しており、町では待機児童ゼロを実現しています。一時預かりサービスなど支援制度が整備され、家庭と仕事の両立がしやすい環境が整っています。
また、起業や開業を応援する制度も充実しており、新たなビジネスチャンスを求める人々にとっても魅力的な町となっています。