水と緑と人の和で うるおいのあるまち
栃木県塩谷町は、栃木県の中央よりやや北部にある町です。東は矢板市、西は日光市、南はさくら市と宇都宮市、北は那須塩原市に接しています。人口は約11,000人、面積は約177平方キロメートルで、その7割を山林が占める自然豊かな町です。
塩谷町の最北端に位置する高原山は、関東平野を一望できる絶景を誇り、歌人の与謝野晶子はその姿を「東北本線から見える山で最も美しい」と称賛しました。この高原山の恵みは、日量65,000トンを湧出する全国名水百選に選ばれた『尚仁沢湧水群』を生み出しています。
塩谷町は日光国立公園に隣接し、高原山を含む自然豊かな地域です。高原山周辺は豊富な林産資源に恵まれ、また町の東側を流れる荒川と西側を流れる鬼怒川はいずれも一級河川で、これらの河川が形成する豊かな自然環境が農業の発展を支えています。
町域の約60%を山林原野が占め、中部から南部にかけては肥沃な農業地帯が広がっています。農業は、スプレー菊やヤーコンなどの特産品を生産しています。
塩谷町は、高原山の自然の恵みを活かし、『豊かな自然に育まれ 人と人とがつながり 安全安心に暮らせる塩谷町』を目標とした街づくりを進めています。