人・郷土・産業が調和した
つつじの郷・やいた
栃木県矢板市は、栃木県北東部にある町で、三方を日光国立公園の一部である高原山と喜連川丘陵に囲まれています。こ交通の便が非常に良く、市内を縦断する東北自動車道や国道4号線、主要地方道矢板那須線、国道461号線が東西に走っています。また、東北新幹線とJR宇都宮線が市を縦断しており、矢板駅と片岡駅の2つの駅があります。
矢板市の歴史は平安時代に塩谷氏が城を構えたことに始まり、江戸時代には矢板地域が幕府直轄地となりました。明治時代に矢板に駅が設置されると、急速に発展を遂げました。
矢板市のシンボルである高原山には「県民の森」や「八方ヶ原」があり、春から夏にかけては新緑や約20万株のレンゲツツジの群生が見られ、秋には素晴らしい紅葉や黄金色の稲穂、特産物であるリンゴが実る風景が広がります。
冬にはスノーシューハイキングや雪遊び、満天の星空を楽しむことができます。
市の北部には高原山へ続く森林地帯が広がり、中南部には箒川、内川、荒川などの河川が豊かに流れ、豊かな田園風景が広がります。このように自然環境に恵まれたエリアでありながら、一方で工業集積も進んでいます。自然環境と都市環境の共生を課題としながら町づくりを進めています。
矢板市は「矢板のりんご」で知られていますが、これらのりんごは市場に出荷されず、主に直売所で販売されています。りんごを使用したジュースやケーキ、アップルパイなどの加工品も人気で、訪れた際にはぜひ直接足を運んでその極上の味を楽しんでください。さらに、美味しいイチゴもあり、特に甘酸のバランスとサイズの大きさが特徴の「スカイベリー」が大人気です。