太陽とみどりのまち
東京都西多摩郡日の出町は、都心から約50キロメートルにある町で、人口は約1万7千人。自然豊かな環境と便利な都市機能が調和した町です。
日の出町は、JR五日市線武蔵増戸駅から徒歩22分の距離にあります。町の西端には、秩父多摩甲斐国立公園の玄関口となる標高902メートルの日の出山がそびえ、東側の平地部には圏央道が通り、日の出インターチェンジ付近には工業団地やイオンモール日の出があり、住宅地の整備が進んでいます。
日の出町は、特殊なセメントや建設用の材料を多く生産しています。
また、日の出町の山々には質の良い杉が植えられ、大久野地区の杉・ヒノキは高品質なものとして知られています。
日の出町の代表的な工業は木工業と製材業で、中でもとうばや棺おけの生産が盛んです。町内で作られたとうばやごま札は全国のお寺に出荷され、棺おけの生産量は日本一を誇ります。
近年では外国からの安い木材の影響で伐採量が減少し、新たにしいたけ栽培や木製の飾り物・お土産品などの取り組みが進められています。また、「多摩産材」としてブランド化し、木材の流通を促進する努力もされています。
農業は女性や高齢者が続けるようになりました。少数ですが、酪農や苗木、野菜、しいたけ栽培も行われています。