ずっと住み続けたい島 もう一度行ってみたい島
小笠原村は東京都の島嶼部に位置し、東京から南へ約1,000kmにある自治体です。小笠原諸島は聟島、父島、母島列島、火山列島、孤立島から成り、独特の生態系が広がっています。有人島は父島と母島で、父島には約2,000人、母島には約500人が暮らしています特産品には高糖度のパッションフルーツやラム酒があり、自然豊かな環境を活かした農業や漁業が盛んです。2011年には世界自然遺産に登録されました。
小笠原村は、東京都の島嶼部にある村で、東京から南へ約1,000kmにあります。小笠原諸島は聟島、父島、母島列島、火山列島、孤立島から成り、かつて一度も大陸と陸続きになったことがないため、特有の生態系が広がっています。
現在、有人島は父島と母島で、父島には約2,000人、母島には約500人が暮らしています。
父島・母島の産業は、亜熱帯海洋性気候を活かした農業と漁業が中心。
農業ではパッションフルーツ、マンゴー、レモン、トマトなどが生産され、特にパッションフルーツは高糖度で果肉がギッシリ詰まっており、ブランド化されています。漁業ではカジキやマグロ、ハマダイ、ヒメダイなどが漁獲の主流。
また、小笠原のラム酒はサトウキビの豊穣な甘さと力強さが特徴で、ストレートやカクテルで楽しむことができます。
タマナという植物から作られるタマナオイルも抗酸化作用が高く、美容オイルとして注目されています。タマナの実は以前はゴミとして処理されていましたが、今ではアップサイクルされ、新たな産業として成長しています。