利島村の特徴
椿とさくゆりの島
東京都の島嶼部に位置する利島村は、伊豆諸島北部の利島全域を村域とする人口約330人の村です。東京から南に約140km、黒潮の流れる太平洋上に浮かぶ円すい状の小さな島で、竹芝港からは大型船で9時間、高速船で2時間20分でアクセス可能です。また、下田港からは客船で1時間35分、調布飛行場からは大島空港経由でセスナとヘリコプターで訪れることもできます。
利島村はこんなとこ
利島村は、豊かな自然の中で、ゆっくりとした「島時間」が流れています。人口は少ないものの、温かい人付き合いと、のどかな暮らしが残っています。
利島村は、特に椿油の生産で有名です。利島の椿実を100％使用した椿油は全国でも高い評価を受けており、生産量も全国有数で何度も日本一に輝いています。
漁業も盛んで、伊勢海老やサザエといった海産物が豊富。
利島近海は荒波に囲まれており、魚貝類が豊富です。伊勢海老や特大サイズのサザエは利島の特産品として知られています。夏季には「めっかり」というイソモノ貝の一種が採取され、その特大サイズは食べ応えがあります。また、春から初夏にかけては「とさかのり」が採取され、歯ごたえのある食感が特徴です。
利島村に移住する際には基本的に村営住宅に入居する必要があります。村営住宅は利島村に住所があることが条件となっています。集落内には商店が4店舗あり、食料品や日用雑貨品などを購入することができますので、日常生活に困ることはありません。
