秋田杉とコアニチドリの里
上小阿仁村は秋田県の中央部にある村で、「秋田杉とコアニチドリの里」として知られています。村の中央を流れる小阿仁川は、太平山に源を発し、五反沢川や仏社川などの支流と合流して米代川へと流れ、里山の植物を育て、イワナやヤマメ、アユを育てる豊かな清流を作り出しています。
上小阿仁村は、豊かな自然に育まれた特産品が豊富です。
上小阿仁村で育つ「食用ほおずき」は糖度が高くビタミンも豊富で、ナツハゼ(こはぜ)はアンチエイジング効果がブルーベリーよりも高く、注目の新しい特産品です。
また、秋田名物「きりたんぽ」や、地元の老舗旅館の名物料理である「馬ホルモン煮込み」もあります。特に馬ホルモン煮込みは、ボリュームたっぷりの大きな肉が入っており、じっくりと煮込まれたホルモンはさっぱりとしてヘルシーで、味噌と醤油、しょうがの風味が絶妙です。
上小阿仁村では、森林から生産される資源を使い尽くす取り組みが進められ、残材を再生可能エネルギーとして活用する技術革新も行われています。植林や下刈り、間伐、皆伐といった森林サイクルの実現によって、新しい資源活用の道が開かれています。