しあわせな未来のいなか
仙北市は、秋田県の東部中央にある市で、岩手県と隣接しています。田沢湖と角館という2つの新幹線駅があり、アクセスが便利です。角館町には今でも城下町の風情を残しているため、「みちのくの小京都」と称されます。市の中央部には日本一の水深を誇る田沢湖があり、周囲には秋田駒ヶ岳や八幡平が広がっています。また、玉川温泉や乳頭温泉などの温泉郷にも恵まれています。
秘湯として知られる乳頭温泉は、日本一の水深を持つ田沢湖と、高山植物で有名な秋田駒ケ岳に挟まれた場所にあり、温泉地としての魅力を放っています。水沢温泉郷には18か所、田沢湖高原温泉郷には13か所、乳頭温泉郷には8か所の温泉施設があり、市内全域に温泉が点在しています。温泉の種類も豊富で、効能も各温泉によって異なります。
特産品としては、いちごや稲庭うどん、美味しいお米が有名です。また、受賞歴多数の田沢湖ビールも人気です。
伝統工芸品としては、ヤマザクラの樹皮を材料にした「樺細工」や、農作業の道具として農家で作られてきた「イタヤ細工」、一度は途絶えてしまった技術を復活させた「白岩焼」などがあります。最近では、サクラの名所である角館にちなんで、サクラを材料にしたりモチーフにした特産品も増えてきています。