明るく住みよい活力に満ちた高原公園都市・にしごう
福島県西郷村は、東京と仙台の中間にあり、福島県と栃木県の境にある那須東麓に広がる自然豊かな村です。東には「白河の関」で有名な白河市、北には「羽鳥湖高原」の岩瀬郡天栄村、西には「大内宿」の南会津郡下郷町、南には「那須高原」や「御用邸」を擁する栃木県那須郡那須町と接しています。
西郷村の住民の生活圏は概ね標高400メートルから600メートルにあり、東北本線の東京・盛岡間では最も高地に位置しています。
西郷村の農業は、伝統的に稲作が中心です。また、高原野菜の栽培も盛んで、レタス、ブロッコリー、アスパラガスなどが栽培されています。特にジャガイモは種芋の供給源として全国の農家に貢献し、地元では「ポテトまんじゅう」として加工販売されています。
また、清流を活用したニジマスやイワナの養殖も行われており、淡水魚養殖では東北地方で屈指の規模と出荷量を誇ります。
東北自動車道白河ICと東北新幹線新白河駅が設置されたことで、西郷村は便利な交通アクセスを背景に多くの企業が進出し、第二次産業や第三次産業の就業者が増加し、特に先端技術を持つ企業の進出が目立っています。さらに、大型店舗やサービス業の拡大も見られ、地域経済のさらなる活性化が期待されています。