なまはげの里 男鹿
男鹿市は、秋田県のほぼ中央にある町で、街地の大半が日本海に突き出た男鹿半島にあります。秋田新幹線こまちを利用すれば、東京から約4時間、仙台から約2.5時間でアクセス可能です。日本海に突き出た独特の地形と気候風土が築き上げた景観美があり、国定公園に指定されています。男鹿半島は、古来からの奇習「なまはげ」の郷としても知られており、数々の文化財を誇ります。
2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された男鹿のなまはげは、毎年大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われます。なまはげは、年に一度各家庭を回り、厄除招福の来訪神として信じられています。
男鹿市は美味しいものが豊富です。
「あきたこまち」をはじめ、和梨やズワイガニ、フグ、アワビなど、多彩な特産品があります。三方が海に開かれているため、漁業が盛んで、新鮮なカニ、フグ、アワビ、地魚、そして健康食として注目されている「ぎばさ」などが地場で採れます。
男鹿のカニは、北陸や山陰地方でも扱われており、その中でも紅ズワイガニは大型で身がびっしり詰まっているため、評判が高いです。また、「ぎばさ」アカモクは、磯の香りと強い粘り、コリコリとした食感が特徴で、もずくやめかぶ等と同様に、ポリフェノールやフコイダン等、各種ミネラルを豊富に含み、健康に良い食品として注目されています。