ひと・まち・自然が出会う郷(くに)
愛媛県伊予市は愛媛県のほぼ中央にある市で多数の削り節工場が立地し、国内出荷の約6割のシェアを占め、日本国内での重要な削り節生産地となっています。五色浜をはじめとする美しい海水浴場や、予讃線や夕やけこやけラインから見える伊予灘などの観光資源も豊富にあります。
県庁所在地である松山市からも近く、松山空港から車で25分ほどの距離にあり、アクセスも良く住みやすい町です。
伊予市は大きく3つのエリアに分かれます。中心地である郡中(ぐんちゅう)、南部の里山に位置する中山町、そして美しい夕日が見られる海岸線沿いの双海町です。
中心地である郡中(ぐんちゅう)は、商人の町として栄え、大手の鰹節企業の工場や小さな乾物商店が揃う出汁文化のまちです。郡中から少し離れた山沿いでは、稲作や果樹栽培が盛んで、柑橘、キウイフルーツ、びわなどの産地としても知られています。
中山町は、のどかな里山の恵み豊かな地域で、農林業が盛んです。その中でも、厳しい基準をクリアした中山栗は、日本三大栗の一つとして名高いです。また、山里の静かで集中できる環境の中、手作りの工芸品や加工食品が製造されています。
双海町は、「しずむ夕日が立ち止まる町」として、伊予灘に沈む美しい夕日を活かしたまちづくりに取り組んでいます。水産業が盛んで、下灘漁港で水揚げされるハモが特に有名です。他にもタイ、サワラ、マナガツオ、イワシなどが水揚げされ、豊かな海の恵みを享受しています。