人がつどい、まちが輝く 快適環境実感都市
西条市は愛媛県東部にある市で、瀬戸内海に面し温暖な気候が特徴です。農業が盛んで、はだか麦やあたご柿、春の七草など多様な農作物が栽培されています。
西条市は「フルーツ王国」とも呼ばれ、紅まどんなやマスカットなどの果樹栽培が盛んです。愛媛県オリジナル品種の紅まどんなは、果皮が薄く滑らかで、ゼリーのような柔らかい果肉が特徴です。
また、四国最大の工業地帯としても発展しており、飲料や電気機械の製造工場が立地しています。市内の産業は多岐にわたり、地域経済を支えています。
西条市は、西日本最高峰の石鎚山の麓に広がる町です。
この石鎚山系からの伏流水は、全国的にも稀な広い被圧地下水の自噴地帯を形成しています。市内には約3,000カ所もの良質な地下水が自噴する「うちぬき」が見られ、市民の約半数がこの地下水を利用しています。このことから西条市は「水の都」として知られ、環境庁(現環境省)の「昭和の名水百選」や、国土庁(現国土交通省)の「水の郷」に認定されています。また、平成7年と8年には全国利き水大会で2年連続日本一のおいしい水に選ばれるなど、その美味しさが広く認められています。
豊かな自然環境と温暖な気候に恵まれた西条市は、由緒ある寺や名湯など魅力的な観光資源も多く、住みたい田舎ベストランキング若者世代部門で3年連続全国1位を獲得するなど、住みやすい環境が整っています。