協働が生みだす魅力あふれるまち海津
海津市は、岐阜県の最南端にある市で、商売繁盛や家内安全のご利益がある神社として有名な「おちょぼさん」こと千代保稲荷神社があります。市の西部には標高500~800mの小高い山々が連なる養老山地が広がり、その山麓にはみかん園や柿園が広がっています。
海津市の農業は、海津町・平田町地区と南濃町地区に特色があります。海津町・平田町地区では、米・小麦・大豆の作付けが大規模に行われており、トマトやキュウリ、いちごなどの施設野菜も盛んに作られています。特にトマトは県内で出荷される量の90%以上を占めており、県内でもトップクラスの生産量を誇ります。
南濃町地区では、低地を中心に米や野菜づくりが行われ、山麓では柿やみかんなどの果樹が作付けされています。特に「南濃みかん」は岐阜県内で唯一の産地として知られています。野菜や果物はビニールハウスなどの施設で栽培されているため、年間を通じて安定した品質と供給が可能です。