人とまちの健康創出 いきいき長泉
長泉町は静岡県の東部、伊豆半島の基部にある町で、東西を三島市と沼津市、南北を清水町と裾野市に接しています。東海道新幹線の三島駅北口(新幹線口)に近く、JR御殿場線の下土狩駅や長泉なめり駅、東名高速道路の沼津インターチェンジや裾野インターチェンジ、国道246号など、広域交通網に恵まれています。
長泉町は、北に霊峰富士、東に箱根連山を望むことができ、緑豊かな愛鷹山中から滔々と湧き出る桃沢川や町の中央を縦貫する黄瀬川など、美しい自然に囲まれています。
町内には、がん治療の実力ランキングで日本一の評価を受ける県立静岡がんセンターがあります。また、特産品であるクレマチスや美術館、食事が楽しめる「クレマチスの丘」には、首都圏から多くの来訪者が訪れ、賑わいを見せています。
この豊かな自然と立地の良さ、暮らしやすさから、長泉町は、静岡県内でも屈指の人口増加率と合計特殊出生率を誇る地価公示価格が8年連続で上昇しています。
また、今後も人口増加が見込まれる、全国でも珍しい人口減少を克服した“奇跡の自治体”です。
特産品も豊富で、四ツ溝柿、駿河のクレマチス、あしたか牛などがあります。
四ツ溝柿は、愛鷹山麓が原産で、昭和30年代以降、町内で栽培が盛んになりました。四ツ溝柿は渋柿の一種ですが、渋抜きされたものはまろやかな甘みとシャキシャキとした歯ごたえが特徴です。
駿河のクレマチスは和名で「テッセン」とも呼ばれ、長泉町は苗木の全国シェアが60%を占める日本一の産地です。600種以上の品種があり、年間を通じてその美しさを楽しむことができます。
長泉町が誇る特産品であるあしたか牛は、静岡県東部のあしたか山麓の広大な緑地で、富士箱根伊豆国立公園に囲まれた絶好の環境で大切に育てられています。風味豊かで柔らかい肉質が特徴で、厳選された牛肉だけが「あしたか牛」として出荷されます。