『新田園文化のまち』宣言 北広島町
北広島町は広島県の西北部にある町で、西中国山地の標高300メートルから800メートルの範囲に広がる盆地と高原にまたがる芸北地域の中心部にあります。北西部には1,000メートル級の山々が連なる自然豊かな町です。春にはユネスコの世界無形文化遺産に登録いる、豊作を願う「花田植」が行われます。
北広島町は、古くから山陽と山陰を結ぶ中継地として栄え、中世には砂鉄の産地としても知られていました。戦国時代の武将、毛利氏や吉川氏に関連する貴重な遺跡群が残り、地域の歴史の深さを物語っています。また、壬生の花田植や神楽、田楽といった民俗芸能、ブナの森や湿原、多様な動植物といった貴重な自然と田園文化が息づく町としても知られています。
北広島町はまた、そばの産地としても有名で、特に豊平地域では9月頃になるとそば畑が白い花で覆われます。道の駅どんぐり村ではそば料理を楽しむことができ、そば道場でのそば打ち体験も人気です。
また、北広島町はどぶろく・果実酒特区にも認定されており、地元でどぶろく作りが盛んに行われています。