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島根県江津市は、島根県の中央部にある市で、古くから、江の川河口にある港を中心として栄え、江戸時代には北前船の寄港地として発展しました。
江津市は、江戸時代には、北前船の寄港地としての役割を担い、日本海側の海運と交易の中心地の一つとなり江戸時代に建築された商家の家屋が今も残っています。これらの建物は、当時の建築技術や生活文化を今に伝える貴重な歴史遺産であり、木造建築の美しさと、歴史的な街並みを形成する要素として、保護・保存されています。
島根県江津市の地場産業は石州瓦で、現在も製造品出荷額に占める窯業・土石製品の比重が高くなっています。
石州瓦は、その美しい光沢と耐久性で知られ、日本国内はもちろん、海外でも評価されている高品質な瓦です。
島根県江津市は、豊富な特産品が魅力です。
『石見麦酒』は、江津市にあるクラフトビールの醸造所で、夫婦二人が立ち上げた9坪の小さなブルワリーから生まれました。江の川の恵みを受けた大麦や日本海の潮風に耐えた柚子など、この地域ならではの農産物を最大限に活かし、多様なクラフトビールを製造しています。
また、江津市では薬や化学肥料を一切使用せず、肥料自体も極力控えるスプラウト島根が取り組んでいるエゴマの栽培が行われています。このエゴマは土地の地力と気候を活かして栽培され、有機JAS認証を受けた低温圧搾法で搾油され、沈殿・濾過の工程を経て完成します。
さらに、国指定の伝統的工芸品である「石見のすり鉢」は、1300℃を超える高温で焼成されるため、丈夫で耐久性が高く、すりやすさが抜群です。すべり止めのシリコンゴム付きです。
江津市では美味しいお米も生産されており、「きぬむすめ」という品種は、ツヤと白さが際立ち、キヌヒカリの次を担う“娘”としての期待が込められています。
また、日本海で獲れるのどぐろは脂が乗っており、煮付けや焼き物にすると絶品です。さらに、剣先イカ(白イカまたはマイカ)は甘みが強く、歯ごたえがあり、刺身にすると最高の味わいです。
江津市では、産直の旬の野菜や果物も人気があり、地元の新鮮な農産物を楽しむことができます。