豊かなオホーツクに活気みなぎるまち 網走
網走市は、北海道東部に位置する都市。オホーツク海に面する大小5つの湖阿あり、濤沸湖は、ラムサール条約に登録されていて、オオハクチョウやタンチョウヅルが飛来することでも有名です。基幹産業は、観光業。これは、知床・阿寒摩周湖の国立公園に隣接していることや、流氷観光が盛んなことがその理由。流氷について学べる博物館であるオホーツク流氷館は、天都山にあります。農業では、ビールの原料である二条大麦の生産が盛んで、産出額は全国4位です。
明治以降に開拓された北海道ですが、それ以前はアイヌ民族が暮らす土地でした。網走資料館にある民俗資料館には、そんな文化の魅力がたくさんつまっています。網走市字潮見にある北方民俗博物館には、住居、墓、貝塚をテーマとした珍しい資料がたくさん。
網走市は北海道東部に位置し、豊かな自然環境と独特の地理的特徴を持ちます。
特に網走湖や天都山、能取湖畔のサンゴ草は、網走市の自然の魅力を代表する景勝地です。
網走湖は南から網走川が流れ込み、北東部から再び網走川としてオホーツク海に流れ出る内陸湖です。この湖は周囲の環境と調和しており、湖周辺には多様な野鳥や水生生物が生息しています。網走湖はまた、冬には流氷の景色を楽しむことができる
能取湖は網走市近郊に位置する湖で、特に秋には湖畔に広がるサンゴ草の群生が見られます。サンゴ草はその名の通り、美しい赤い色に染まることから、秋の訪れを告げる風景として親しまれています。サンゴ草が一面に広がる景色は、非常に美しく幻想的です。