いきいきと里住夢(リズム)あふれるまち遠別町
北海道遠別町は、日本海の北部にあり、日本最北の稲作が盛んな町です。「日本最北の米どころ」として古くから水稲栽培が行われており、特に良質な米が生産されています。また、メロン、ホウレンソウ、アスパラガスなどの野菜も味が良いと評判です。
漁業では、対馬海流が育む豊かな漁場に恵まれ、「ホタテ稚貝の採種と養殖」や「活ひらめ」など、季節に応じた海の幸が楽しめます。生乳、肉牛、サフォークなどの畜産業も盛んで、北の大地がもたらす恵みを大切に育てています。特に、ホタテ稚貝の養殖は盛んで、全国的にも高い評価を得ています。
遠別町の特産品には、地元のもち米を使った純米酒「北吹雪」があります。冷涼な気候風土の中で味わいを膨らませたもち米純米酒として知られています。
また、町内のB級グルメコンテストでグランプリを受賞した「えんべつコロッケ」は、ホタテとたこ足が入った食感が特徴的なコロッケ。
「北の赤いしずくトマトジュース」は、完熟ミニトマト「アイコ」を使用し、手作りにこだわって作られています。知る人ぞ知る絶品トマトジュースです。
茂野牧場では、北海道の厳しい冬を耐えられる健康な牛を育てるため、飼育環境と良質な飼料にこだわりを持っています。ウコンを与えることで、健康第一の飼養体系を維持しており、茂野牧場の牛肉はボリュームと肉色の良さが特徴です。
遠別町は、農業、漁業、畜産業を中心とした第1次産業が主体であり、その豊かな自然と共に多くの恵みを提供しています。町の商工業も、人のぬくもりと現代的な感覚を大切にしながら、地場産品の販売や商店街の活性化に努めています。