夢の浮島 利尻島
利尻町(りしりちょう)は、日本の最北端に位置する稚内市から海上52kmの日本海に浮かぶ「利尻島」の西南部にあります。島の中心には秀峰利尻富士がそびえ立ち、春から夏にかけては多くの野鳥がさえずる自然の宝庫です。
利尻町は、全国的にも有名な「利尻昆布」や「ウニ」など、日本海の豊かな海の幸にも恵まれた漁業と観光の町です。
利尻昆布は、その澄んだ出汁で知られ、食材の色合いや風味を生かすため、京都の割烹料理店でも好まれる上品な味わい。利尻のウニは、良質な利尻昆布を食べて育つため、身の入りが特別であり、京都の料亭でも使用されています。このウニの質を保つため、利尻町では人工授精でエゾバフンウニの赤ちゃんを誕生させ、毎年約400万粒のウニの子どもを沿岸の海へ放流しています。
さらに、利尻昆布を食べて育った高級バフンウニを一切の添加物を使用せずに蒸し上げたバフンウニの缶詰も人気です。
利尻町には多くの観光スポットがあり、その一つに「神居海岸パーク」があります。ここでは地元の漁師と同じ方法でウニ採りを体験し、自分で採ったウニをその場で味わうことができます。