人と自然が共生するこころ豊かで地域が輝く住みよいまち
北海道天塩町は北海道西北部の天塩郡の中央にある町です。西は日本海に面し、天塩川が注いでいます。河口には地方港湾があり、市街地は天塩川周辺に形成されています。稚内空港から車で1時間30分です。
農業においては、新たな時代にふさわしい酪農郷づくりを進めており、酪農家の労働負担軽減をはかるヘルパー制度や後継者対策、農業実習生や新規就農者を受け入れるシステムづくりが積極的に進められています。
漁業においては、漁業造成や計画的な施設整備などの取り組みが進められた結果、天塩川本流・支流やパンケ沼などでシジミ漁が盛んになり、「天塩名産」として全国有数の知名度を誇るようになりました。天塩のシジミは蝦夷の三絶と呼ばれるほど美味であり、淡い薄緑色で若々しく、味も濃い高級品として知られます。
林業についても、大切な森林をよりよい形で未来へ引き継ぐため、植林、下刈、作業路整備、除間伐などの森林整備事業を継続しています。地域の基幹産業を支え、森林の公益的機能を十分に発揮できる森林づくりを目指し、事業コストの低減や地産地消を基本とした地域材の利活用を推進しています。
特産品には、エキスたっぷりの「天塩しじみラーメン」、こだわりの厳選素材を使用した「生タイプのプリン」、たこ、長芋、チーズ、大根を使った「変わり種てしおキムチ」などがあります。これらの特産品は、天塩町の豊かな自然と地元の恵みを活かした魅力ある商品です。