風かおる 人が輝き 躍動する町
苫前町は北海道の北西部、留萌地方海岸線の中央部にある町です。札幌市と稚内市のちょうど中間辺りにあります。海と山に囲まれた自然豊かな地域で、地域の特性を活かした農業や漁業が盛んです。
農業では、農薬や化学肥料を最小限に抑えた環境に配慮した「クリーン農業」に取り組んでおり、米、メロン、ミニトマト、とうもろこしなどを栽培し、安心安全な農産物づくりに努めています。
漁業では、甘エビ、カレイ、タコやイカが多く水揚げされ、ホタテ貝の養殖も盛ん。稚貝はオホーツク方面に出荷され、成貝は韓国にも出荷されています。
苫前町は日本海側から吹く風を利用した風力発電の導入にいち早く取り組み、町内に風力発電事業を誘致し、町営としても風車を建設して発電した電気の売電事業を実施しています。24年前に全国に先駆けて風力発電事業を始め、令和2年3月には全国初となるリプレースも完成しました。再生可能エネルギー自給率は535.8%で全国9位を誇ります。
苫前町は、子育て世代等を受け入れるため、高校生までの医療費の無償化や保育料の独自軽減、出産祝金、出産のための通院等費用の助成などの取り組みも行っています。
苫前町は、クリーンな食とクリーンなエネルギーを生み出し、自然と共にいつまでも暮らしていける町づくりを推進している町です。