共に創ろう温もりのまちゆうばり
夕張市は、北海道のほぼ中央部に位置する都市。夕張川とその支流の流域を中心に市街が形成されています。夕張市は、1888年に石炭の大露頭が発見されたことから、炭鉱の街として発展し、一時は24もの炭鉱がありました。人口も多いときは12万人に達しましたが、1990年にすべての炭鉱が閉山し、その後は観光地としての発展を目指しているほか、市の活性化につながる施策を推進するべく「地域おこし協力隊」を募集して、市への移住・定住を図り、暮らしやすいまちづくりの実現を進めています。
夕張市は北海道の中央部に位置し、かつては炭鉱町として栄えましたが、炭鉱閉鎖後は新たな町おこしの取り組みを進めています。その中でも、特に注目されているのは夕張メロンの栽培、観光産業の振興、文化イベントの開催です。
夕張メロンは日本国内外で高い評価を受けている高級フルーツで、夕張市の名を世界に知らしめています。この地域特有の気候、特に昼夜の寒暖差がメロンの糖度を高め、果肉を緻密で甘くするんだそう。あの何とも言えない甘さの秘密は、このような努力があってこそなんですね。
また、夕張市では、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭を毎年開催しています。国内外から多くの映画ファンや映画関係者を夕張市に集めます。この映画祭は、若手映画作家の発掘と支援を目的としており、夕張市の文化的な魅力を高める重要なイベントとなっています。