里山でいっしょに暮らしたい 森林・林業日本一のまち
住田町は岩手県の東南部にある町です。海洋性気候の影響を受けて年間平均気温が10℃前後です。住田町と奥州市の境に位置する種山ヶ原は、宮沢賢治がこよなく愛した場所として知られます。町の面積の約9割が森林であり、基幹産業は農林業、特に畜産業が盛んです。
住田町の特産品には、いちご、しいたけ、豚肉、鶏肉、切り干し大根、きゅうり、気仙杉住宅があります。
限られた耕地面積を最大限に活かした農業が営まれており、米、園芸、畜産などを組み合わせた集約的複合経営が行われています。
工夫を重ねて肥育した食肉は住田のブランドとして高い評価を受けています。
住田町は、町の面積の90.5%を占める豊かな森林に恵まれていて、良質の「気仙杉」の産地としても知られます。住田町では「気仙杉」の銘柄化と「森林林業日本一の町」を目指し、その推進のために第3セクターや、建設業者、工務店、林業関係者らによって協同組合が複数組織されています。
医療面では、さまざまな科を診療する診療センターをはじめ、歯科医が2件あります。また、町内医療機関が少ない状況をカバーするために、近隣の県立病院とも連携してバックアップ体制を構築しています。
住田町では、移住促進のために世帯で移動した場合は100万円、単身での移住の場合は60万円が支給されます。さらに、令和6年4月1日からは、18歳未満のお子様を帯同して移住した場合、お子様1人あたり100万円を加算する「子育て加算」制度が追加されました。支給を受けるためには条件がありますので、詳細については確認が必要です。