21世紀に飛翔する環境先端都市
大館市は、秋田県北部の、四方を山に囲まれた盆地にある市です。市の中央を流れる米代川は、アユやサクラマスで有名で、その運ぶ肥沃な大地は美味しい農作物を育みます。秋田犬の発祥の地としても知られており、忠犬ハチ公のふるさとです。
大館市は、かつて花岡鉱山があったことから、鉱業技術を活かしたリサイクル産業が発展しています。また、秋田杉やきりたんぽ、比内地鶏といった特産品も豊富です。
大館市の特産品には、日本一の出荷量を誇る『えだまめ』、美人を育てる『あきたこまち』、日本三大地鶏の一つ『比内地鶏』を使用した郷土料理『きりたんぽ鍋』があります。また、廃校を活用して作られる『さくら豚』の生ハム、お米で育つ『秋田牛』、秋田限定品種のりんご『紅あかり』、国内唯一の産地『大館とんぶり』などもあり、豊かな森林資源である秋田杉を原料とした『大館曲げわっぱ』は国指定の伝統工芸品として知られています。
比内ヒルズ農園は、歴史的な長岡城址にある農園で、緑肥と牛糞を使用した有機土壌で育てたにんにくを使用しています。強力な抗酸化作用があり、皮を剥けばすぐに食べられ、ドライフルーツのような味わいです。認定農業者と障がい者が連携して畑と加工作業を行い、農福連携品を作っています。
「本多麹屋」は、大館市比内町で手間暇をかけた麹を使った製品を製造しています。受け継がれてきた麹室で、大事な道具を使い、代々味噌づくりをしていて、味噌のほかに塩麹や甘酒など、様々な麹製品を製造しています。