せせらぎとやすらぎみんなでいきいき暮らすまち
香川県多度津町は、古くから海上および陸上交通の要所として重要な役割を果たしてきた町です。天然の良港に恵まれたことから、港を中心に町が発展してきました。明治時代には四国で最初の鉄道が開通し、JR四国土讃線の起点となる多度津駅が現在も存在しており、町の交通の中心地となっています。
多度津町の近代化には、昭和49年に行われた190万平方メートルの臨海土地造成事業が大きく寄与しており、その結果、約50社の企業が誘致され、多度津町は近代工業都市へと変貌を遂げました。
多度津町は、地元中小企業者の経営安定と育成を支援する目的で中小企業融資制度を設けています。さらに、創業支援にも積極的で、多度津商工会議所、金融機関、創業支援機関と連携して様々な支援を行っています。これらの支援制度を活用することで、地元でのビジネス創業を考える方々にとって、夢の実現への大きな一歩となるでしょう。
特産品として「蒼のダイヤ」で有名なオリーブオイルや、オリーブを餌にした「オリーブはまち」、大粒で食べ応えのある「ハウスピオーネ」などが知られています。
「オリーブはまち」は、餌にオリーブの葉の粉末を加えることで、魚臭さが抑えられ、あっさりした風味が特徴です。
「蒼のダイヤ」と呼ばれるオリーブオイルは、地元の美しい畑の風景を取り戻すという思いと作物への愛情から生まれました。丁寧に摘み取られたオリーブの実をしぼり、自然そのものの芳醇な香りが楽しめる一品です。
また、「ハウスピオーネ」は、非常に大きな粒と食べ応えがあり、糖度が高く香りが良いブドウです。適度な酸味で濃厚な味わいがあり、大粒で種が無いことから人気の品種となっています。