香川県は、徳島と愛媛県との境に讃岐山脈が連なり、北は瀬戸内海に面して讃岐平野が広がります。
沖合にはオリーブの島で名高い小豆島や、アートで名高い直島など100以上を超える離島があり、岡山県とは瀬戸大橋でつながります。
2階建ての瀬戸大橋は、上が高速道路で下が鉄道となっており、瀬戸大橋タワーは展望室が回転します。
温暖で晴天の日が多く、乾燥した気候に適した小麦の生産が盛んで、うどん文化が発展したことで知られています。
吉野川から讃岐山脈を貫く香川用水が完成したことで、安定した水供給が可能となり、温暖で晴天の日が多いという気候を活かして米やレタス、ミカンなどが多く生産されます。
小豆島などでオリーブの生産が盛んで、国内シェアは9割以上。金時にんじん、ニンニク、ビワなどの生産も盛んです。
水産業では、ハマチ養殖発祥の地として知られ「オリーブハマチ」がブランド化されています。他に、べえすけと呼ぶ大アナゴやイイダコの沿岸漁業、マダイや海苔の養殖も盛ん。
琴平町の金刀比羅宮へのこんぴら参りが有名で、奥社までは1368段の石段を登ります。観音寺市の琴弾公園には、巨大な寛永通宝の「銭形砂絵」があり、これを見るとお金に不自由しないとか。
高松市の栗林公園は、広大な回遊式庭園で、多彩で優美な景色で有名。
ご当地グルメは、何といっても讃岐うどん。他には小豆島の手延べそうめんや丸亀市の骨付鳥などが有名。
お土産では、名物かまど、瓦せんべい、オリーブオイルなどが人気。