三原村の特徴
水と風の恵み 故郷の原点がここにある
高知県三原村は、四国地方の最南端かつ最西端に位置する村。豊かな自然と伝統的な「食」の文化を守り続けている村です。旬の食材を手間隙かけて大切に扱うことで、昔ながらの日本の原風景を今に伝えています。特に米どころとしての歴史があります。
星ヶ丘公園は四季折々の山野草で彩られた美しい自然公園。絶滅危惧種であるヒメノボタンが見られることで知られています。
公園内には、10数種類のスイレンやオオオニバスが咲く池があり、これらの水辺の植物も大きな魅力。
三原村はこんなとこ
三原村は、平成16年には「どぶろく特区」として認定され、地元農家によるどぶろく製造が盛ん。このどぶろくは村の特産品となり、毎年秋には「どぶろく農林文化祭」が開催され、県内外から多くの観光客が訪れます。
また、三原村はお茶、ユズ、トマトなどの特産品も生産しています。酸性の土壌と朝晩の寒暖差が激しいことがお茶の品質向上に貢献し、昭和初期から開拓されたお茶畑は80年以上の歴史を持ちます。
さらに、三原村は土佐すずりの生産地としても知られています。このすずりは約6000万年前の中世代白亜紀須崎層の黒色粘板岩から作られ、その青黒く特殊な銅分を含んだ石質は、墨ののりが良く、書道家から高い評価を受けています。このように、三原村はその自然環境と歴史が育んだ多様な特産品で知られます。
