小さくて魅力がぎゅっとつまったまち
高知県田野町は高知県東部に位置する、四国で最も面積が小さい自治体。小さい町ですが、美しい自然に恵まれた田園の町として知られています。豊かな山々、清らかな川、そして広がる海に囲まれ、温暖な気候の下でほとんど降雪がなく、澄んだ空と緑豊かな環境が特徴。
田野町では、少子高齢化による若者の町外流出や生産者の高齢化が進んでおり、農業や漁業の担い手不足が深刻な問題となっています。これに対処するため、町は国や県、関連団体と連携して、新たに農業や漁業を始める方々を支援するための様々な助成制度を設けています。
農業技術や経営ノウハウの習得を支援する研修助成金制度は、18歳から60歳までが対象。最大2年間、月に20日以上の研修を受けることで、月額最大15万円の助成が提供されます。
また、45歳未満の新規就農者を対象にした支援策もあり、これは経営が安定するまでの間、原則として年額150万円を最長5年間支給されます。
これらの支援を通じて、田野町は地域経済の活性化とともに、安心して生活し、活動的に働ける環境を整えることを目指しています。