人集う未来息づく夢タウン
熊本県益城町は、熊本県の中部にある美しい阿蘇山系の地下水と自然豊かな緑に囲まれた町です。米の産地としても知られています。
益城町の特産品の一つに、「こめます」という焼酎があります。
2016年の熊本地震で、益城町は激震に見舞われ、穏やかな町の風景が一瞬にして変わりました。今、町は少しずつかつての姿を取り戻そうとしています。秋の田園を彩った黄金色の稲穂の収穫を心から喜び、「感謝をこめて、心をこめて」作られた「こめます」は、吟醸黄麹仕込みで作られたすっきりとしたフルーティな味わいが特徴です。ふるさと納税の返礼品としても人気があります。
益城町はまた、スイカの生産地としても知られています。スイカの収穫時期は11月から翌年6月までと早く、「早出し」とし人気。エコ栽培と呼ばれる方法で、暖房を使わずに太陽の光と自然の温度のみで栽培されるため、昼夜の寒暖差を利用した糖度の高いスイカが生産されます。
郷土菓子の「市だご」は、米粉で作った団子を小倉餡で包んだもので、「西の赤福」とも評される素朴な美味しさが特徴。出来たての市だごは特に絶品です。
益城町は現在、益城台地土地区画整理事業が進行中で、阿蘇くまもと空港の新ターミナルビルの開業や、県が主体となって進める医療・健康・食・スマート農業などの産業集積を目指すUXプロジェクト構想の進展、東海大学臨空キャンパスの開校など、町の発展に繋がる大きなチャンスが訪れています。これらのプロジェクトは、益城町のさらなる発展と地域活性化に大いに寄与することが期待されています。
益城町は、復興と未来への希望を胸に、新たな魅力を発信し続ける町です。