ひとが輝く創造都市・諫早 自然の恵みを活かし、豊かな産業と暮らしを育むまちづくり
諫早市は長崎県南部の中央にある市で、長崎・島原・西彼杵の各半島を結ぶ交通の要所として古くから発展してきました。有明海、大村湾、橘湾と三方を海に囲まれ、北には多良山系を望み、豊かな自然に恵まれています。中心を流れる本明川の下流には諫早平野が広がり、県下最大の穀倉地帯です。
諫早市は「うなぎ処」としても知られており、本明川河口を中心に良質のうなぎが獲れていました。伝統の諫早焼きで焼き上げるうなぎは、ふんわり柔らかく肉厚で、本来の味を楽しめるのが特徴です。
市の中央部を流れる本明川下流の諫早平野では、野菜やミカンなどが栽培されています。多良見町の大村湾沿いを走る国道207号線はオレンジロードと呼ばれ、絶好のドライブコースです。秋から冬にかけて、オレンジ色のみかんが一面に実り、海と空の青と、みかん畑の緑とオレンジ色のコントラストが楽しめます。
また、諫早市の小長井町は牡蠣の産地として有名で、冬になると牡蠣焼き小屋が建ち並び、多くの人で賑わいます。小長井の牡蠣はプリプリと大粒で、炭火でじっくり焼き上げると、潮の香りと濃厚な旨みが格別です。
諫早市は豊かな自然に囲まれ、海、山、平野の幸を楽しめる一方で、交通アクセスの良さから産業用地や住宅地としても発展しています。市内には諫早中核工業団地をはじめ、複数の工業団地が整備されており、電子機器や半導体、航空宇宙関連などの先端技術企業が進出している産業都市でもあります。