天草の島々を望む海に面した町
熊本県水俣市は、県の最南部にある市です。西には不知火海を望み、周囲には天草の島々が広がります。山々や川、海に囲まれたこの地は、年間を通じて温暖な気候に恵まれ、「日本の地中海」とも称されています。
水俣市の中心部には、約4キロメートルの範囲に商業施設や医療機関など日常生活に必要な施設が集まっており、非常にコンパクトにまとまっています。山間部から中心部への移動もコミュニティバスや乗り合いタクシーが利用でき、交通の便も良好です。
水俣市は、九州新幹線の新水俣駅を擁し、熊本駅や鹿児島中央駅へは約30分、博多駅へは約60分と、都市部へのアクセスも非常に便利。また、南九州西回り自動車道の水俣ICもあり、車での移動も快適です。市では、移住者向けに通勤定期代の補助制度を設けており、市外への通勤者にも配慮しています。
豊かな自然環境を活かした観光資源も豊富です。不知火海に面した開放的な温泉地では、海水浴や釣り、スタンドアップパドルボード(SUP)、ダイビングなどのマリンアクティビティが楽しめます。市内には短期滞在施設もあり、移住を検討する方々が住居や仕事を探す際に利用できる体制が整備されています。
子育て支援も充実しており、18歳未満の子どもに対する医療費助成制度があり、県内の保険医療機関での受診時には医療費の支払いがありません。また、市内には6つの保育所と7つの認定こども園があり、待機児童ゼロを実現しています。このため、仕事をしながらでも安心して子育てができる環境が整っています。
水俣市はその豊かな自然環境と利便性の高さから、住みやすい町として注目されています。