山と緑と川のせせらぎが聞こえる自然に囲まれた町
佐々町は長崎県北部にある町です。周囲を佐世保市に囲まれ、東側には韮岳から牟田原にかけての山脈が、西側には盲ヶ原から北側の鷲尾岳にかけての江里山脈が広がっています。
佐々町は「暮らしいちばん!住むならさざ」を掲げてまちづくりを進め、人口は増加傾向にあります。かつて炭鉱時代に濁っていた佐々川も、現在では美しい水質環境に恵まれ、アユやシロウオが育つ清流となりました。
佐々町は、釜炒り茶や無農薬・有機栽培茶など、隠れた銘茶の産地としても知られています。昭和20年頃から開墾が始まり、昼夜の温度差が大きい高原地帯の条件を活かし、茶業が栄えてきました。昭和40年頃からは機械化が進み、美しい茶園が広がる高原となりました。事前予約で4月と10月に茶摘み体験もできます。
さらに、西海の恵みを受けて育てられたプリンセスマンゴーは、濃厚でコクのある甘みと酸味がバランスよく、豊潤な香りととろける食感が特徴です。このマンゴーは世界的にも認められており、2019年のG20世界首脳会議の晩餐会メニューやアジアNo.1レストラン「NARISAWA」、JR九州豪華スイーツトレイン「或る列車」に採用されました。
佐々町は「暮らしいちばん!住むならさざ」をコンセプトに、誰もがいきいきと暮らせる町を目指しています。教育支援の充実や高齢者が安心して暮らせる環境づくり、子育て世代への移住支援にも取り組んでいます。町全体で住む人々の暮らしに寄り添い、住みやすい環境を提供しています。